山岡和雅の「ダックビル為替研究所」
 

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2010年07月20日(火)

米国で悲観論強まる [為替]


先週金曜日に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数(7月/速報値)は
予想の74.0、前回76.0に対して
衝撃的な66.5という低水準。
一気に9.5も下げたのは
リーマンショック直後の08年10月以来とあって、
ここに来ての
米国の景況感悪化を象徴するような結果となりました。

先月末からの指標のうち
景況感などを表す指標の動向をピックアップしてみると

6月29日のコンファレンスボード消費者信頼感(6月)が
予想の62.5、前回の62.7(速報値63.3)に対して
52.9の大幅下落。
7月1日のISM製造業景況感指数が
予想の59.0、前回の59.7に対して
56.2。
5日のISM非製造業景況感指数が
予想の55.0、前回の55.4に対して
53.8
5日のISM非製造業景況感指数が                                          

予想の55.0、前回の55.4に対して
53.8
15日のニューヨーク連銀製造業景況感指数が
予想の18.00、前回の19.57に対して5.08
同日のフィラデルフィア連銀景気指数が
予想の10.0、前回の8.0に対して、5.1など
軒並み予想を下回る弱い結果となっています。
これは、
企業や消費者のマインドが
相当に慎重になってきているという現れだと思われます。
景況感調査は、
実際の景気に対して先行してくることも多く
現状の状況だけを見ると、
2番底に向けて進んでいっても
まるで違和感のない状況。

少なくとも順調な景気回復という期待は残念ながら外れてしまったようです。
こうした状況のなか、
今週は住宅関連指標がいくつか出てきます。
米景気回復の足を引っ張る住宅市場が
ある程度回復に向かうのかどうかがポイント。
この辺りの数字も予想を下回って決まってくと、
リスク懸念が一層強まりますので,要注意です。


Posted at 16時31分  コメント ( 0 )


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プロフィール

株式会社GCIキャピタル

シニアアナリスト

山岡“ダックビル”和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行、外国為替ディーラーの世界に。1994年ナショナルウェストミンスター銀行(2000年に合併のためロイヤルバンクオブスコットランド銀行に行名変更)に移り、2003年3月まで10年以上にわたってインターバンクディーラーとして外国為替市場の最前線で活躍後、2003年4月からGCIグループに参画。現在GCIキャピタル、シニアアナリストとして情報配信サイトKlugクルークを中心に為替情報の配信や、セミナー講師などを行う。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。

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