山岡和雅の「ダックビル為替研究所」
 

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2010年07月25日(日)

米第2四半期GDPに注目あとNZ政策金利も [注目材料]

今週の注目材料は、
7月30日に発表される米第2四半期GDP(前期比年率)の速報値です。
米国のGDPは
毎月速報値、改定値、確報値と順次発表されていきますが
3ヶ月一度の速報値への注目度がずば抜けて高くなっています。

第1四半期GDPは
一応3期連続で前期比プラスとなったものの
速報値の時点でが+3.2%と、
事前の市場予想を下回りちょっとがっかりといった結果に。
09年第4四半期GDPが
+5.6%と高かったこととの比較でも、
少し残念という形で、株安ドル安が強まる結果となりました。

第1四半期GDPに関しては
さらに改定値で3.0%、確報値で2.7%と
下方修正されており、
このところ広がってきた
米景気先行き見通しへの弱気な見方につながるかたちとなっています。

今後の景気回復のためのキーとなる個人消費についても
速報値での+3.6%から、改定値で3.5%、確報値で3.0%と
下方修正が進んでおり、
印象が悪くなっています。

こうした中で、
今回の第2四半期GDPが発表されますが

今のところの予想は
+2.5%と、
4期連続での前期比プラスは確実視されるものの、
第1四半期GDPの確報値よりも小さな増加率にとどまる見通し。
個人消費に関しても
+2.3%と、
こちらも第1四半期GDP確報値の3.0%に比べて、小さな増加率にとどまりそうです。

雇用統計をはじめとして、
先月から米主要指標が軒並み予想を下回っていることもあり
米国に景気動向に対する弱気な見通しがそれなりに織り込まれてきており
予想程度の数字であれば影響は限定的なものにとどまりそうですが
予想を超える弱い数字が出る可能性も十分あるので。要注意です。
専門家の中には1.8%という低い数字まで予想する人がいるようです。

発表は7月30日午後9時半です

また、29日午前6時には、
NZ準備銀行(RBNZ)が政策金利を発表します。
今のところ、0.25%の利上げがほぼ確実視される状況。
ただ、今月16日に発表された
第2四半期消費者物価指数が
前期比+0.3%、前年比+1.8%と
第1四半期の前期比+0.4%、前年比+2.0%と鈍化しており
今回の利上げ自体は実行されるものの、
今後の行動について、会見などで弱めのコメントが出てくる可能性が十分あるだけに
要注意です。


Posted at 09時00分  コメント ( 0 )


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プロフィール

株式会社GCIキャピタル

シニアアナリスト

山岡“ダックビル”和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行、外国為替ディーラーの世界に。1994年ナショナルウェストミンスター銀行(2000年に合併のためロイヤルバンクオブスコットランド銀行に行名変更)に移り、2003年3月まで10年以上にわたってインターバンクディーラーとして外国為替市場の最前線で活躍後、2003年4月からGCIグループに参画。現在GCIキャピタル、シニアアナリストとして情報配信サイトKlugクルークを中心に為替情報の配信や、セミナー講師などを行う。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。

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