DMMFXにおける「スリッページ」とは?許容範囲の設定方法は?

DMMFXのスリッページ質問画面

この記事では「DMMFXのスリッページとは?」をテーマに、取引をする上で知っておきたいFXの基礎知識について解説していく。スリッページとは注文したレートと約定したレートがズレることを指すが、スリッページの幅が大きすぎるとトレーダーにとっては不利な注文となる。

こうしたことからDMMFXではあらかじめ「スリッページの許容範囲」を自分で設定できるようになっている。しかし、FX初心者からするとスリッページというものが上手くイメージできないかもしれない。そこで、ここでは具体的な例を挙げながらスリッページに関する基礎知識を分かりやすく説明していく。また、実際のDMMFX取引画面を使ってスリッページの許容範囲設定方法も紹介していくので、ぜひ最後までご覧いただきたい。

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この記事の内容
1.DMMFXのスリッページとは?FX用語を初心者向けに解説!
1-1.FX用語のスリッページとは?
1-2.DMMFXで発生するスリッページはどのくらい?その単位は?
2.DMMFXのスリッページとは?許容範囲の設定方法について
2-1.DMMFXの取引画面でスリッページの許容範囲を設定する方法
2-2.許容範囲はどのくらいに設定しておくべき?
総括:DMMFXのスリッページとは?注文レートと約定レートのズレを指す!

DMMFXのスリッページとは?FX用語を初心者向けに解説!

FXチャートとスマホの画面shutterstock

それでは最初にスリッページとは何か?という基本的な部分から解説していこう。

FX用語のスリッページとは?

スリッページとはFX用語のひとつで、自分が注文したときのレートと実際に注文が約定したときのレートがズレる状態を指す。たとえばドル円=130.030円のときに「ストリーミング注文で買い注文」を出したとしよう。ちなみに、ストリーミング注文とはその時点でのリアルタイムレートで注文を出す方法である。

本来、130.030円のタイミングで買い注文を出した場合には約定レートも130.030円になるはずだが、値動きが激しいタイミングではこのレートが「130.033円」になったりする。こうした場合、トレーダーは「注文量×(130.033円-130.030円)」の損をすることになるわけだ。なお、仮に3ロット分のドル円買い注文を出していた場合には以下のような差額が出る。

スリッページによる差額の計算
・注文量×差額=本来受け取るはずの利益(もしくは損失)

〇30,000通貨(3ロット)×(130.033円-130.030円)=90円

上記の例ではスリッページによる差額は90円ということになった。これくらいの差額であれば利益が多少減っても問題なさそうに感じるが、毎回この分の利益が差し引かれるとなると大きな損失となる。ただ、実際にはどれくらいのスリッページが発生するのか?というのも疑問に感じる部分だ。そこで、次にDMMFXで発生するスリッページの幅を紹介していこう。

DMMFXで発生するスリッページはどのくらい?その単位は?

先に結論から伝えておくと、DMMFXでは基本的にそこまで大きなスリッページが発生しない。平常な相場であればほぼリアルタイムレートと変わらない価格で約定されるので安心してもらいたい。ただし、経済指標発表時や世界的に大きな経済的事案、災害、テロなどが起きていて相場が荒れているときには「0.1pips~1.0pipsくらい」のスリッページは発生する。ちなみにこの「pips」というのはFX業界で価格のことを表しているのだが、その概要を以下にまとめてみた。

スリッページとその単位について
・スリッページの幅は「pips」で表される
・1pipsは基本通貨の最小単位となる
・日本円絡みの通過ペアの場合は「1pips=1銭=0.01円」
・仮に0.5pipsのスリッページが発生したとすれば、それは「0.005円」の差が出たということになる
・1pipsものスリッページが発生すると利益や損失にも大きな影響を与えるので注意が必要

「pips」はスリッページに限らず利確や損切りのラインを決めるときにも使われるFX用語だ。初心者の場合はとにかく「1pips=0.01円」ということだけ覚えておいてもらいたい。また「1pips=0.01円」が取引にどれくらいの影響を与えるかは先ほど触れた差額の計算方法を用いてみて欲しい。

1ロット=10,000通貨の注文を出したときに1pips=0.01円のスリッページが発生したとすれば、その差額は100円となる。月に100回取引をおこなったとすると「100円×100回=1万円」の差額が出てしまうので、相場が荒れているような場合には注文を控えることも検討しよう。なお、DMMFXでスリッページが発生する注文方法は以下の通りである。

DMMFXスリッページに対する注意文DMMFX

スリッページが発生する注文方法
・ストリーミング注文

・逆指値注文

DMMFXで取引をおこなった場合、スリッページが発生するのは「ストリーミング注文」と「逆指値注文」の2つである。指値注文ではスリッページが発生しないので、約定レートの差額が気になるようなら指値注文メインで攻略するというのも一つの手だ。ちなみにスリッページは相場の急変以外にも自身のネット環境によって起こる可能性もある。そのため、DMMFXで取引するならネット環境にも気を配っておこう。

DMMFXのスリッページとは?許容範囲の設定方法について

DMMFXツールサイトトップ画面DMMFX

ここからはDMMFXの取引画面から注文をおこなう際、事前に指定できる「スリッページの許容範囲設定方法」を紹介していく。実際の取引画面の画像を使って説明しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。

DMMFXの取引画面でスリッページの許容範囲を設定する方法

DMMFX取引画面スリッページの設定方法

こちらは初心者向けのDMMFX取引画面である。注文をおこなう際は画面の右側の欄を使うが、まず右上にある設定ボタンをクリックしよう。そうすると画像の通り「スリッページ設定」という項目が表示される。先ほども解説したようにスリッページの設定は「pips」という単位を使うわけだが、デフォルトではこれが「10×0.1pips」になっている。

つまり初期段階では「1pips」までのスリッページなら許容するという状態になっているわけだ。このままで問題なければ設定を変える必要はないが、仮に許容範囲を「0.5pips」までにしたい場合は「10」⇒「5」に変更しよう。そうすると「0.5pips」を超えるスリッページが発生したときには注文が弾かれるようになる。

スリッページの許容範囲設定方法
1.取引画面の設定ボタンをクリック
2.「スリッページ設定」を任意の数値に変更
3.「設定を終了する」をクリックして新規設定完了

それでは次にスリッページの許容範囲をどのくらいに設定するべきか?を見ていこう。

許容範囲はどのくらいに設定しておくべき?

スリッページの許容範囲はそのときに通したい注文の内容によって変わる。平常時の相場であれば極力スリッページを反映させたくないので「0.1pips~0.3pipsあたり」が妥当と言えるだろう。しかし、相場が激しく動いていて多少のスリッページが反映されても注文を通したいというときには「0.5pips~1.0pipsくらい」は許容しても良いかもしれない。

スリッページ許容範囲の考え方
・仮に5ロット分のドル円買い注文を出したとする
・激しい値動きの最中、1.0pipsのスリッページは発生したが注文を通せたとする
・その後、レートが20.0pips上がったところで決済をした
・この場合「20.0pips-1.0pips=19.0pips」の利益が得られる
・しかし、スリッページの許容範囲を「0.5pips」に設定していた場合、最初の段階で注文が通せなくなる
・結局当初の予定よりレートが3.0pips上がったところで注文が確定したと仮定
・この場合は「20.0pips-3.0pips=17.0pips」の利益になってしまう

このようにスリッページを嫌うあまり注文が通せなくなると、結果的には損をしてしまうことになる。このバランスを考えながら柔軟に許容範囲の設定を変えることが重要なので、ぜひ参考にしてもらいたいところだ。ちなみにデフォルトで設定されている「1.0pips」という許容範囲はそこまで悪い数値ではない。

何度か取引をおこないあまりにもスリッページがひどい場合には設定を変更した方が良いと思うが、そこまでではないのであればデフォルト設定のまま取引しても問題ないと言えるだろう。このあたりは、約定を優先するか利益を優先するかというトレーダーの判断によっても変わってくる部分だ。

総括:DMMFXのスリッページとは?注文レートと約定レートのズレを指す!

この記事の要点
・スリッページとは注文したレートと異なる価格で約定する現象
・スリッページの幅が大きいほどトレーダーにとっては不利になる
・DMMFXでスリッページが発生するのは「ストリーミング注文」と「逆指値注文」の2つ
・指値注文ではスリッページが発生しない
・DMMFXの取引画面ではスリッページの許容範囲を事前に指定できる
・許容範囲の幅は人それぞれだが、約定を優先させるか利益を優先させるかによって数値が変わってくる

DMMFXで取引をしていた場合に発生するスリッページとは何なのか?をテーマに様々な情報を紹介してきた。ご覧いただいた通り、スリッページとは注文レートと約定レートに乖離が生じる現象を指す。スリッページが発生する原因は色々あるが、相場が荒れているときには注文が通りづらくなりスリッページの発生確率も高くなることを覚えておいてもらいたい。

また、スリッページはDMMFXだけで起きるものではないということも理解しておこう。そうした中でDMMFXではトレーダーが不利にならないよう注文時点で「スリッページの許容範囲」が設定できるようになっている。こうした機能を上手く使えば損をしないトレーダーになれるため、ぜひその使い方をマスターしてもらえればと思う。

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